Meeting Brief — Confidential

HUISM 日本展開
消費者調査 中間報告と展開方針

日時 2026年7月21日 先方 HUISM(SHUIM Jeonju Spa) 当社 株式会社mochikuro

「実感」で選ばれ、「安らぎ」で愛される。

日本の消費者調査(N=45)の結論は明確でした。ブランド方向性の支持は「機能・実感重視」が58%で圧勝。一方、購入意向は前向き86%ながら即購入は3%にとどまり、「試せること」が購入の最大条件です。本日は、実感を一言目に置く訴求方針と、それを支えるトライアル・価格・チャネルの骨格を合意します。

本日決めたいこと

  1. D1訴求の主語を「実感」に置く方針の合意安らぎは捨てず「実感 → スパ由来・成分 → 世界観」の3段構えに再配列する
  2. D2トライアル / ミニサイズSKUの検討開始調査上、購入の最大障壁は「試せない」こと。日本向け必須SKUとして製造可否を確認
  3. D3シャンプー想定上代レンジの仮置き(3,000〜4,000円)ターゲット女性の52%が3,000円以上の支払い実績。ボディ系はセット・ギフトで単価設計
  4. D4調査の目標件数と締め日の設定正式レポートの提出日をセットで確定する
  5. D5アジア展開の意向打診(持ち帰り可)当社は中国に既存販路・マレーシアに構築予定。日本+アジアの提携範囲を打診

アジェンダ(60分想定)

#議題目安ゴール
1製品使用フィードバック共有10分実感の言語化・改善点の伝達
2消費者調査 中間報告(N=45)15分データの共通認識
3訴求方針のすり合わせ15分D1の合意
4日本展開の論点(SKU・価格・チャネル・課題)15分D2・D3の方向づけ
5次アクションとスケジュール5分D4確定・D5打診

1製品使用フィードバック(1週間実使用)

実感できた価値

  • ドライヤー後、ブラシ一度でサラサラ。毛先の軋みなし
  • ヘアオイル不要でまとまる。しっとりとさっぱりの中間
  • 乾燥後にツヤ。熱ダメージ・乾燥パサつき髪と好相性

改善を提案したい点

  • シャンプーとボディソープの識別性(先方も認識済み → 反映時期を確認)
  • 香りは上品だが想像より控えめ(香り重視層24%への届き方)
  • 調査の生声「ポンプの最後が出ない」— 日本のレビュー文化では減点直結

この実使用の実感こそ、調査で勝った「機能・実感」軸の一次証拠。訴求素材の最強カードとして使う。

2消費者調査 中間報告

中立ブランド非公開型Web調査 / 実回答45件(2026.7.7〜7.21、継続稼働中)

回答者構成

性別件数構成比
女性3169%
男性1431%
年代件数構成比
20代511%
30〜34歳2351%
35〜39歳818%
40〜49歳511%
50歳以上49%

先方想定ターゲット(20〜50代女性)該当は29件。回答の中心は30代前半女性。

ブランド方向性の支持(最も魅力を感じる)

A 機能・実感重視
58%
B 香り・心地よさ重視
24%
D 時短・効率重視
11%
C 自分のための時間
4%

「最も魅力を感じない」側では D時短が31%、C自分のための時間が16%。ターゲット女性に絞ってもA首位(55%)。

購入意向と条件

前向き(ターゲット女性)
86%
うち即購入
3%

価格

3訴求方針の提案

訴求の3段構え(順番が生命線)

役割中身
1フック=実感「ヘアオイルがいらなくなるシャンプー」「ドライヤー後、ブラシ一回でまとまる」
2裏付け=出自と成分韓国・全州のスパ運営から生まれた処方 / PDRN配合
3情緒=世界観整いの間 / 쉼(シム)/ バスルームでお香を焚いたような

「安らぎ」を一言目にしない。日本のデータでは「成分・実感が良い → 余計な手入れがいらない → 結果として安らぐ」の順で刺さる。

ペルソナ仮説(調査の最頻値から構築)

30代前半・働く女性。美容・休息時間は1日10〜30分。シャンプーはこだわって4,000円級、ボディは1,000円台。今の商品に大きな不満はないが「もっと良いものがあれば試したい」。悩みは熱ダメージ・乾燥、そして「自分に合っているか分からない」。買う前に必ず試し、口コミを見る。

刺さるシーン仮説: 頑張った日の夜 / 出張・旅行先の1本 / 日曜夜のリセット / 引き算のケア

4日本展開の論点と課題

領域課題対応の方向
薬事・法務製造販売元の確保、成分適合、日本語表示。実感訴求ほど薬機法の線引きが必要(PDRNの「再生」系表現は不可)許可業者への委託 or 自社許可を早期決定。表現は専門確認
競合K-beautyヘアケア激戦区。「韓国スパ発」単体では差別化不足実感訴求×スパ由来のセットで戦う
認知レビューゼロからの初期EC転換率モニター・ギフティングで初期レビュー設計
SKUトライアル不在のまま500ml単品勝負は「合うか分からない」51%と正面衝突トライアルセットを必須SKUに(D2)
物流・価格500mlは重くEC送料負担大。ボディ系は日本相場が低いセット販売前提の価格設計。ボディはギフトで単価形成
容器識別性・ポンプ残量問題は星評価に直結改善ロットの反映時期を確認
体制薬事・輸入・EC・SNS・BtoB営業の分担未定役割と費用負担を次回までに整理

チャネル設計

アジア展開の可能性(D5)

当社は中国に既存販路、マレーシアに販路構築予定。「日本の販売代理」ではなく「日本+アジアの戦略パートナー」としての提携に発展の余地。

  • 中国: 越境ECならNMPA登録不要で先行可能。韓国スパ発プレミアムはK-beauty需要と好相性
  • マレーシア: ASEAN化粧品指令に基づくNPRA届出。ハラール対応は差別化余地(※PDRNはサケ由来のため要確認)

条件面は調査の正式レポートと合わせて協議予定。

5先方への質問リスト

優先度順。時間が限られる場合はQ1〜Q6まで。

  1. 쉼(安らぎ)は「香りが良いから安らぐ」か「成分が良く余計な手入れがいらないから安らぐ」か。日本での一言目はどちらに置くかデータは後者優勢(A58% vs B24%)。両立可、順番の問題
  2. HUISMをハッシュタグ5個で表すなら?「癒し」の抽象を、消費者の心を捉えるシーンの解像度に落とす
  3. 使い終えた後、お客様にどんな気持ちになってほしいか「今日も頑張ってよかった」「心が軽くなる」など具体的な感情で
  4. 日本向けトライアル / ミニサイズSKUは製造可能か調査上、購入の最大条件。ロット・時期・コスト感まで
  5. 日本での想定上代・卸価格・ロットシャンプー3,000〜4,000円圏はデータ上通る
  6. PDRN等の成分訴求の薬機法対応(表現の翻訳作業)はどちらが担うか成分表・安全性データの提供可否も
  7. Sunset Jasmine以外の香り展開の時期と方向性金木犀系は日本で有望。香りの強さ・持続も論点
  8. シャンプー / ボディソープの識別性改善はいつのロットから反映かあわせてポンプ容器の仕様変更余地
  9. 「Shamless」の名称の由来と意図英語圏でShamelessと誤読されるリスクの確認
  10. Huisnfloraライン(箱入り)とメインラインの関係・日本展開の順番
  11. ギフトセットの構成と時期歳暮・バレンタイン・母の日など日本の暦に合わせられるか
  12. アメニティ(BtoB)向けの小容量・ディスペンサー対応は可能か
  13. 中国・東南アジアの展開計画や既存代理店の有無当社販路と競合しないか。提携範囲拡大の余地(D5)
  14. 各国規制対応の経験・書類の整備状況NMPA・ハラール・輸出用証明書など